アプレットの作成から実行まで
プログラムの作り方
アプリケーション・プログラムを作ったときと同じように, 「テキスト・エディタ」を用いて, プログラムを記述します.
そして, それに名前をつけて保存します.
ここでも, ファイル名はファイルの中のクラス名と一致している限り任意です.
コンパイルの仕方
これもアプリケーションプログラムのときと同じで, 「端末エミュレータ」から javac というコマンドを用います.
HelloWeb.class というファイル (中間コード) ができます.
HTMLファイルの作成
アプレットはHTMLファイルに埋め込んで実行されます. アプレットを埋め込むための HTMLファイルを作成しましょう.
HTMLファイルを「テキスト・エディタ」で作成します. このファイルの中の
<applet code="HelloWeb.class" width="300" height="200"></applet>
という行でアプレットを埋め込んでいます.
本当は名前はなんでも良いのですが, Tester.html という名前で保存します.
アプレットの実行1
appletviewer というコマンドを用います.
実行結果は以下のようになるはずです.
アプレットの実行2
「ネットスケープ」や「インターネット・エクスプローラ」でもアプレットを実行することが できます. このときには, 上で作った Tester.html と HelloWeb.java の二つのファイルを public_html ディレクトリにコピーしておく必要があります.
このファイルを他の人が読めるようにパーミッションを変更します.
実行結果は以下のようになるはずです.
残念ながら, 端末室にあるUNIXにインストールされているネットスケープは バージョンが古いためか, アプレットの表示ができませんでした.
Windows NT の インターネット・エクスプローラで実行してみて下さい.
Kazutoshi Ando
Last modified: Tue Apr 24 12:46:43 JST 2001